正確な時間とコストの削減を可能にするコンテナ便
ベッドの配送方法の一つとしてコンテナを使った輸送方法もあります。
これはコンテナ便と呼ばれ、鉄道のコンテナを使用して荷物を運ぶ方法になります。
流れとしては、
①自宅から最寄りの貨物駅までトラックで荷物を運び、
②コンテナに荷物を移し変え、
③配送先の最寄りの駅でコンテナから荷物をトラックに積みなおして、
④目的地に届ける方法です。
この方法のメリットとしては、時間通りに運べることと費用が安くなる点が挙げられます。
距離が遠くなればそれだけ交通事情などに影響されることになり、予定通りに配送することが難しくなることもあります。
しかし、コンテナ便を利用すると、ほとんどの行程を時間に正確な電車を使うことになるため、予定通りの時間帯での配達が可能になります。
また貨物の駅で荷物の積み下ろしのための人出は必要ですが、
それ以外は配送前の家から駅まで、駅から新居まで荷物を運ぶだけなので業者を頼んでも格安ですし、
また貨物駅まで受け取りに行き、そこから自分で運搬するともっと費用を抑える事ができます。
特に輸送距離が長い場合、運送業者にお願いすると非常にコストが高くなりがちですが、コンテナ便を使用することによって、費用を安く抑える事ができます。
運賃をお得にするためにはお勧めのコンテナ便ですが、デメリットもあります。
コンテナ便は通常のトラックでの輸送と違い、荷物の出し入れ回数が多くなります。
（トラックの場合は積み込みが1回で済みます。）
コンテナに荷物を積む、コンテナから荷物を下ろす作業が増えるため、荷物が傷んだり故障したりする確率がおのずと上がってしまいます。
また、トラック輸送の場合、途中で作業員が荷物の状況を確認することが出来ますが、コンテナは鉄道輸送のため、都度、荷物を確認することができないため、荷物の破損などのトラブルの可能性が増えます。
トラックで運ぶ場合でも破損する場合はあるため、荷物を運ぶ前の状況と、荷物を運び終えた後の状況を写真に残したり、また業者や保障の確認などをしておきましょう。