引越しの保険には必ず加入しておこう。
大きいベッドの搬送であれば、設置時、また搬入時に床や建物に傷が付いてしまうトラブルが起きることがあります。
そうならないように徹底してこそプロなのですが、残念ながら物事に絶対はありません。
そんなトラブルが起きてしまった時のために運送業者は、運送業者貨物賠償責任保険へ加入しています。
この保険は、荷物の運送・保管中に発生した損傷や紛失、積み込みや荷物を降ろす時に適用されます。
この保険は、業者自体が加入しているものですが、荷物に対する保険になり家屋に対しては保証されません。
別途特約を付ける必要があります。
それとは別に依頼する側が加入する引越荷物運送保険というものがあります。
これはだいたい1,000円〜3,000円ほどの掛け金で加入できるものですが、トラブルが起きた時には最大で1,000万円まで補償してくれるものです。
ただし、あくまでもこれは上限であり、故障した物の時価相当分、または修理代金までのため、事前にしっかりと確認しておきましょう。
引越荷物運送保険は、基本的に任意で加入するものです。しかし運送業者が用意しているパックの中には、最初から加入してあるものもあります。
また特定の物品を運ぶ時には、必ず加入して欲しいと言ってくる業者もあります。
ベッドの配送を引越し業者や運送業者に依頼する前には保険の加入について確認をして下さい。
できるだけ費用は節約したいと思うかもしれませんが、高くても3,000円くらいのお金で安心が買えるなら、加入しておいて損はないはずです。
プロに任せればすべて安心できるかもしれませんが、それでも万が一のことは考えておくようにしましょう。